この記事で分かること
- 東京MWOと大阪MWOの提出書類の違い
- 共通書類と注意点
- 最新フォーム(書式)の取得方法
- よくある間違いと確認ポイント
【はじめに】MWO特定技能の申請先は「就業場所の管轄MWO」
MWO(旧POLO)の特定技能申請は、企業所在地ではなく、フィリピン人が実際に働く“就業場所”を管轄するMWOに提出します。 そのため、同じ企業でも就業場所によって MWO東京 と MWO大阪 に分かれます。
まずは、どちらに提出すべきかを確認し、その後に必要書類(東京版・大阪版)を一覧で整理します。
MWO東京の管轄地域
北海道 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 茨城・栃木・群馬 埼玉・千葉・東京・神奈川 新潟・長野・山梨・静岡
MWO大阪の管轄地域
愛知・岐阜・三重 富山・石川・福井 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 鳥取・島根・岡山・広島・山口 徳島・香川・愛媛・高知 福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄
MWO特定技能|東京版と大阪版の必要書類を比較
MWO東京版と大阪版の比較について
MWO特定技能の申請では、東京と大阪で必要書類が一部異なります。
ここでは、東京版と大阪版の必要書類の違いを一目で比較できるように一覧表で整理します。
MWO特定技能|東京・大阪の提出書類一覧
| 書類項目 | 英語名 | MWO東京 | MWO大阪 | フォーム及び注意点 |
| 1.申請書 | Application Form | ○ | ○ | Annex E |
| 2.受入れ機関営業許可書の写し | Copy of Business License/Permit | ○ | ○ | 飲食、介護、建設など|英訳必要 |
| 3.企業プロフィール | Company Profile | ○ | ○ | Annex D |
| 4.登記簿謄本(履歴事項証明書) | Company Registration | ○ | ○ | 3カ月以内のもの|英訳必要 |
| 5.仕事・責任・職業の説明書 | List of tasks, duties and responsibilities and/or description of the occupational category | ○ | ○ | Annex C2 |
| 6.協定書 | Recruitment Agreement | ○ | ○ | 公証必要 |
| 7.送出し機関DMW営業許可書の写し | Copy of the DMW License of SO | ○ | ○ | |
| 8.送出し機関代表のパスポートの写し | Copy of the passport of SO | ○ | ○ | |
| 9.受入れ機関代表のパスポート又は身分証明書の写し | Copy of the passport of AO | ○ | ○ | 日本語の身分証明書には英訳必要 |
| 10.求人票及び日本人スタッフの給料明細書 | Manpower request/job order | ○ | ○ | Annex C |
| 11.雇用契約書・条件書 | Master Employment Contract/Written Employment Conditions | ○ | ○ | Annex B |
| 12.給与内訳 | Salary breakdown | ○ | ○ | Annex C1 |
| 13.共同誓約宣誓供述書 | Joint Affidavit of Undertaking | ✕ | ○ | 公証必要 |
| 14.送出し機関の同意の宣言 | Declaration of Consent of SO | ✕ | ○ | |
| 15.受入れ機関の同意の宣言 | Declaration of Consent of AO | ✕ | ○ |
- SO-Sending Organization
- AO-Accepting Organization
東京・大阪の違い
- 大阪では「共同誓約宣誓供述書」が必要(「協定書」と一緒にまとめて公証可)。
- 大阪では送り出し、受入れ双方の「同意の宣言」が必要。
東京・大阪どちらにも共通の注意点
- 協定書、雇用契約書・条件書の全ページに「自筆署名(代表者)+捺印(会社印)」を付すこと。
- 委任状にて他の役員などに委任することも可能。
- 受入れ機関の英語の名称を全ての書類において統一すること。
- フォーム(ひな形)のある書類は、最新のものを使用すること。
- 日本語の書類には英訳を別紙で付ける事。翻訳者はプロでなくても可。
- パスポートは写真のページのみコピーして提出。
- 登記簿謄本は法務局にて取得し、3カ月以内に提出。
- 公証は公証役場で取得する必要あり(詳しくは以下のブログ記事をご覧ください)。

フォーム(書式)の取得場所
MWOが定めるAnnex付き書類や協定書には、指定の書式(フォーム)があります。 MWO東京とMWO大阪はそれぞれ別の公式サイトを運営しているため、最新のフォームは必ず各MWOのホームページから取得して使用してください。
▼ 最新フォームのダウンロードはこちら
【MWO東京】
- MWO東京公式サイト(HOME) MWO-Tokyo – Tahanan ng OFWs sa Tokyo, Japan
- MWO東京フォーム一覧ページ B. SPECIFIED SKILLED WORKERS (SSW) PROGRAM – Google ドライブ
【MWO大阪】
- MWO大阪公式サイト(HOME) Home – MWO-OSAKA
- MWO大阪フォーム一覧ページ Downloadable Forms – MWO-OSAKA
MWO申請の不備について知りたい方へ(詳細記事のご案内)
MWO申請で差し戻しを最小限にするための具体的なチェックポイントは、こちらの記事で詳しくまとめています。

MWO申請でお困りの方へ
ここまで、MWO特定技能の提出書類について解説しました。
最後に、申請を進めるうえで不安がある方へ向けてお知らせです。
MWO特定技能の申請では、必要書類を揃えるだけでなく、提出後にMWOから勤務条件の根拠や制度の説明、勤務時間の計算方法など、追加で詳細を求められることがよくあります。これらはMWOの裁量による部分も多く、手続き全体の流れを理解していないと、対応に時間がかかり、結果として承認までの期間が長くなってしまうことがあります。
行政書士長尾真由子事務所では、 MWO申請の流れや確認ポイントを踏まえたうえで、正確で無駄のない申請と、追加質問への迅速な対応ができる体制を整えています。
民間の代行業者とは異なり、行政書士として法令に基づいた確実な手続きと、実務経験に基づく判断で、企業担当者・登録支援機関の皆さまをサポートいたします。
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